supported by Mistletoe Music School |
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果てしなく続くジャズ習得への道。練習時間が圧倒的に足りないと自覚しながらも、なんとか習得出来れば!と悩み励んでいる方のお力になれるよう、
練習をどのように進めるか!何を考えて演奏を組み立てるか?に重点を置いています。アイデア満載の音楽講座。1歩上の演奏を目指す方を応援します!
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■ソロギターとは?
ソロギター・・・一人で演奏すれば何でもソロギターだと思いますが、その幅はかなり広いです。 ギターが小さなオーケストラと言われるように、ギターでは様々なアプローチが可能です。 ●ギター初心者が学ぶような2、3声のメロディを同時に演奏するクラシック曲、 ●押尾コータロー氏のような変則チューニングやパーカッシブなアプローチ、 ハーモニックスなど特殊奏法を用いた曲。 ●ジャズギタリストのようなアドリブ、ベースラインをも含めたソロジャズギター ●デレク・ベイリーを代表するような完全なフリーインプロヴィゼーションなどなど。 ジャズギターの中でも、具体的にミュージシャンをあげますと、 ●知らない人はいない、ご存知ジョーパス ●マーティン・テイラーの雰囲気のあるソロジャズギターも素敵です。 ●私は非常に静かでいて情景のあるラルフ・タウナーのソロギターが大好きです。 ●歩くコード辞書テッド・グリーン ●とても古い時代から7弦ギターを使用してソロギターに挑戦していたジョージ・ヴァン・エプス ●またジャズではないかも知れませんが、ジョー・ロビンソンなんかは人気がありますね。 皆、自身の音楽を表現するのに、様々な演奏技法を用いるわけですが、 この講座では、メロディをハーモナイズしていく「コードメロディ」を中心に解説していきます。 メロディとコード進行だけが書かれているスタンダードブック、リアルブックを見て、 自分でコードメロディを作成出来ることが目標です。
■メロディとベース
さて、このようなメロディがあったとします。 著作権の切れたジャズスタンダードのテーマの一部です。 まずはサウンドの骨格を知るためにベース音とメロディだけを演奏しましょう。 ベース音に対するメロディのカラーを知るとともに、 どの音域で演奏したら気持ちが良いかを判断しましょう。 楽曲のメロディの高さや移動幅によって、ギターで演奏し辛いキーもあります。 ソロギターでは他のメンバーが居ない分、移調されることも少なくありません。 まず、色々な曲でメロディとコードを演奏してみましょう。 ■コードカラー
さて、ベースを加えた後は、内声を埋めていきます。 これでコードカラーがハッキリと出てきます。 コードのトップノート(一番高い音)が、メロディと同じ音になりますが、 同じ音になるコードを知らない場合は、自分で作ってしまいましょう。
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