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果てしなく続くジャズ習得への道。練習時間が圧倒的に足りないと自覚しながらも、なんとか習得出来れば!と悩み励んでいる方のお力になれるよう、 練習をどのように進めるか!何を考えて演奏を組み立てるか?に重点を置いています。アイデア満載の音楽講座。1歩上の演奏を目指す方を応援します!

■小さなラインを使い回す
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2拍程度の小さなライン(引き出し)が大切ということは
引き出しのストックと使用でも説明しましたが、
今回は1つのラインを色々な場所で使用してみましょう。

●例えば、このようなライン。


●ジャズらしくするには、必ずニュアンスを考えなければいけません。


さて、このフレーズのコードは何でしょうか?
まずはそれぞれ聴いてみましょう。

Ex1  Ex2   Ex3  Ex4






Ex.1)はCm7として、ラインを演奏しています。
F7の1,2拍目は3拍目のA音(3度)に対するアプローチ。



Ex.2)はAm7b5として、ラインを演奏しています。



Ex.3)はB7として、ラインを演奏しています。



Ex.4)はEbM7として、ラインを演奏しています。




2〜4小節の長いフレーズを覚えても、その時は楽しいのですが、
フレーズを弾いている2〜4小節の間、何も考えていないことが多いです。
「今は何のコードで、何のスケールを弾いている」
ということを意識してラインを弾かなければ、そのフレーズを忘れたら結局何も残りません。

小さな引き出しは、色々なコード上で演奏出来るため、必然的に練習量が多くなります。






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